表情で好印象を与えよう!就活の証明写真でおすすめの表情ポイントをご紹介
目次
【目次】
はじめに
自己分析にエントリーシート記入、そして面接。就職活動はやるべきことが非常に多く大変ですよね。
だから、できるだけ余計なことには時間を使いたくないもの。
しかし、就活写真の撮影これは決して疎かにしてはいけません。むしろ、就活写真の表情がその後の就活を大きく左右すると言っても過言ではありません。
そこでこの記事では、就活写真の重要性や撮影の際のポイントについて、詳しく説明していこうと思います。
就活写真は表情によって印象が変わってくる
就活に限らず、何事においても第一印象は非常に重要です。最初の印象が良ければ、その後の展開は有利に進みますし、逆もまた然りです。
これは、心理学の研究からも明らかになっています。「ハロー効果」と言って、何か優れている点があると、そのほかのことも優れているように見えるという現象です。
イケメンや美女が採用において有利と言われることがありますが、それもハロー効果の一例でしょう。
例えばほかにも、字が綺麗なだけで勉強ができるように見えたり、字が下手なだけでおバカに見えたりすることがありますよね。
では、就活における第一印象はどのタイミングで決まるのでしょうか。
もしかしたら、面接室に入室した瞬間と考える方がいるかもしれません。しかし、もっと前の段階から、あなたの第一印象は決まっているのです!それが、就活写真。
入社を希望する企業に対して、写真を添付して、履歴書やエントリーシートを送付した時、あなたの第一印象は決まります。
背筋が伸び、明るい元気な表情をしていれば、ポジティブな印象を、覇気がなく、暗い表情をしていればネガティブな印象を与えることになります。
どちらが採用において有利になるかは、考えるまでもありませんよね。
就活写真の撮影の際はどんな表情で臨めばいいの?
就活写真は、大切なあなたの第一印象を決めます。当然、ポジティブな印象を与えたいところですよね。
ここでポジティブな印象を与えることができれば、ハロー効果により、あなたの様々な側面がポジティブに評価されやすくなります。
しかし、だからと言って、キャンプの記念撮影のようなノリで就活写真を撮影するのは不適です。
実際にどのようなポイントに気をつけて、就活写真を撮影すればいいのでしょうか。
就活写真は基本的には笑顔で臨む
まず押さえておきたい最重要ポイントは「笑顔」です。就活写真を笑顔で撮影することは、大前提と考えておきましょう。
もしあなたが暗い顔で就活写真を撮影した時、その瞬間から選考レースでは不利な立場に立たされていると考えた方が良いでしょう。
就活写真を撮影する際は、苦しい時、悲しい時は避けた方がいいかもしれませんね。
就活シーズンに突入すると、落ち着かずイライラする日も続くと思いますので、余裕のあるうちに、できるだけ早く撮影を済ませておくのが吉かもしれません。
就活写真では口角を少し上げる
いくら笑顔が大切と言っても、大笑いしている表情はかえって逆効果になります。あくまでも、自然な笑顔を作ることが大切です。
そのポイントは「口角を少し上げること」です。口角を少し上げると、ほんのりと微笑んだ表情を作ることができます。
また、口角の上がり具合が左右対称だと、印象を良く見せることができます。撮影当日、いきなり笑顔を作ろうと思っても、難しいかもしれません。
そのため、日ごろから意識的に口角を上げて生活をしておくといいでしょう。
笑顔には、幸せホルモンのセロトニンの分泌など、嬉しい効果もたくさん期待できます。
業界によってさまざま!就活写真で歯を見せるべきか?
就活写真の撮影において、笑顔が大切ということはお分かりいただけたでしょう。
しかし、笑顔ならば何でもOKという訳ではありません。特に意見が分かれるのが、「就活写真では歯を見せるべきか否か」という点。
結論から言えば、基本は歯を見せないことが一般的です。しかし、業界によっては、むしろ歯を見せた写真が奨励されることもあります。
そこで、それぞれどんな業界があるのか、確認してみましょう。
就活写真において歯を見せるべき業界
以下のような業界は、就活写真において歯を見せることが奨励されます。
- ・エアライン業界(CA)
- ・マスコミ(アナウンサー)
これらの業界は、多くの人の目に触れる機会があり、見た目が重視されます。もちろん、歯を見せるということは、歯の環境も評価対象だと考えるべきです。
歯の手入れがしっかりとできない人間は、自己管理も雑、仕事も雑という印象を与えかねません。黄色い歯、ぐちゃぐちゃな歯茎といった不健康な口内環境は、不採用につながりうるでしょう。
日頃から丁寧に歯を磨く習慣をつけ、健康的な口内環境を整えておくことが大切です。
就活写真では歯を見せないほうがいい業界
エアライン業界(CA)、マスコミ(アナウンサー)以外の業界は、全て就活写真では歯を見せない方がいいでしょう。
就活は真剣勝負の場です。歯を見せた笑顔の写真は、ともするとふざけていると捉えかねないこともあります。
しかし、実際の転職活動経験者の中には、歯を見せた写真で応募し、実際に採用に至ったというケースもあるようです。
『もちろん、口を閉じた写真でいい写真があればそれでいいですが、なければ、あなたが一番、素敵に見える写真がいいと思います。』
出典:行政書士になってみた
この方は、アラフォーで行政書士になったという特殊な例ではありますが、就活写真を撮影したという点では就活生と同じ。
とはいえ、やはりエアライン業界(CA)やマスコミ(アナウンサー)を除いては、歯を見せずに就活写真を撮影するのが望ましいでしょう。
表情だけではない!就活写真を撮影する際に注意すること
「口角を上げて自然な笑顔をつくる」
日頃そんなことを意識していない人にとっては、撮影時に笑顔を作る際にも一苦労です。
実際に私も「この笑顔でいいのだろうか」と不安になりながら、何度も撮影し直したのを昨日のことのように思い出します。しかし、意識すべきことは笑顔だけではないのです。
より第一印象を高めるためには、ほかにも意識しなければならないことがあります。
姿勢が良いかを確認する
せっかく100点満点の笑顔になれても、姿勢が悪ければその印象は落ちてしまいます。特に、猫背な人、顔がうつむきがちな人は注意が必要です。
写真撮影時には、背筋をきちんと伸ばし、胸を張ってカメラレンズの中心をまっすぐと見つめることを心がけましょう。
しかし、歯と同じで写真だけ姿勢を取り繕っても、面接本番では長時間に及ぶと姿勢が崩れてボロが出てしまうこともあります。
仮に、面接でも姿勢を維持し、無事入社となっても、姿勢の悪さが原因で仕事のパフォーマンスを落ちたり、疲労が回復しにくかったりすることがあります。そうならないためには、日ごろから良い姿勢で生活することが大切です。
現代人は非常に姿勢が悪い人が多いです。特に日本人は、猫背の人が多く、実に国民の9割もの人が猫背に苦しんでいるというデータもあります。
たしかに、街中でよい姿勢で颯爽と歩いている人の姿は、あまり見かけませんよね。裏を返せば、姿勢を正すだけでも、上位10%に入ることができるということ。
就活写真の撮影時はもちろん、面接本番に向けて、さらに採用後のパフォーマンス向上や健康維持のためにも、早い段階から良い姿勢を意識して生活していくことが大切です。
襟が左右対称になっているか確認する
就活写真撮影の際に、姿勢を正すことは非常に重要です。しかし、意識していても、本当に自分はいい姿勢で撮影できているかというのは、なかなか分かりませんよね。
そこで確認したいのが、襟が左右対称になっているかという点です。撮影前に全身鏡で自分を映し出し、襟が左右対称に整う体勢をしっかりと覚えておくようにしましょう。
襟が左右非対称の場合、十中八九姿勢は乱れています。男性だとネクタイを撮影して写真を撮影します。
そのネクタイが写真の真ん中をまっすぐ通っているかというところでも確認ができます。せっかくいい笑顔で撮影ができても、体が傾いていたらもったいないです。
むしろ、採用担当者が体の傾きを気にした場合、マイナスのハロー効果が働いて、せっかくの笑顔にもネガティブな評価を下されてしまうかもしれません。
就活写真で表情が気に入らない場合は撮り直してもらおう!
就活写真は、大切な第一印象を決定づけるもの。それだけに、最大限ポジティブな印象を与えられる写真を撮りたいところです。
実際に写真を撮影しに行った時、必ずカメラマンから「これでいいですか?」とチェックを促されます。もし自分が満足できないのならば、撮り直しをお願いしましょう。
写真屋にもよりけりですが、おそらく追加料金なしで撮影してくれるはずです。
恥ずかしさがあったり、急いでいたり、また自分の後にも何人か並んでいたりすると、本当は満足していないのに「これでいいや」と妥協してしまう人も多いでしょう。
しかし、そういう姿勢は仕事の質にも現れるものです。
採用担当者からも、「この程度でいいや」というレベルで仕事を仕上げてくる人という評価を受けるかもしれません。
就活写真は、その後の自分の就活、さらには人生そのものも大きく左右する大切なものです。それだけに、妥協は絶対せず、一度撮影した写真が気に入らなかった場合は、満足いくまで撮り直ししてもらうようにしましょう。
写真屋に対して申し訳なさを抱く必要はありません。それが商売ですから。
就活写真の撮影時の表情で気をつけたいことまとめ
就活写真は、最高の表情で撮影し、就活戦線でいきなり一歩リードといきたいところですよね。そのために、撮影時に気をつけておきたいことは以下の通りです。
- ・ 口角を上げた自然な笑顔をつくる
- ・ 一部の業界を除き、基本的には歯を見せない
- ・ 姿勢を正し、襟が左右対称になるようにする
良い印象を与えるために、以上の条件を満たした表情が大切だと分かっていても、いざ撮影しようとなるとなかなか難しいもの。
うまく撮影できないからと妥協したり、また特に意識せずに撮影したりすると、その後の道を大きく制限してしまうことにもなりかねません。
逆に、良い就活写真を撮影できれば、スタートダッシュを切ることもできます。
「たかが写真、大切なのは結局面接」と思うことなかれ。その写真撮影から、既に勝負は始まっているということを忘れず意識しておきましょう。
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