就活証明写真の加工ポイントをお教えします!許容範囲やNG例を徹底解説
【目次】
はじめに
就活生の皆さんの中には、証明写真を撮るのが初めてだという方が多いと思います。そして、よく聞く「画像の加工修正」がわからないという方も多いでしょう。
そう、就活の証明写真は一般的に実際の写りをよくするために撮影したデータを加工修正します。これは写真館や写真スタジオといったカメラマンに撮影してもらった場合にプランとして用意されている場合が多いです。
その中で、「目を大きくしたい!」「エラを削って小顔にしたい!」といった要望をよく聞きますが、それらは全て就活写真における加工修正ではNGなのです!
じゃあ、「どこまでして良いの?」と思われるでしょう。そこで今回は、就活の証明写真の加工修正の許容範囲について解説していきます!好印象な証明写真に仕上がるよう適度な加工修正にとどめましょうね!
就活の証明写真は加工・修正していいものなの?
結論:就活証明写真の加工・修正はOKです。
就活証明写真の加工・修正は、撮影した写真をより良くするためにするので、就活証明写真において加工・修正をしても問題はなく、逆に加工・修正を行うと採用担当者へ良い印象を与えやすくなることがあります。
就活証明写真の加工・修正は、撮影時にストロボのライト等でできた影、色ムラ、テカリなども加工修正します。決して、「自分の顔をよくするためにするもの」という認識でするのはやめましょう。
とはいえ顔・体の気になる箇所は多少加工修正をしても問題ありません。しかし、自分をかっこよく見せよう・可愛く見せようとして過度な加工・修正を行うのはNGです。過度な加工修正をしてしまうと、実物と証明写真に差ができてしまうからです。
p>就活証明写真には、本人確認の役割もあるため、実物との差があると面接時にスムーズに本人確認ができないことがあるので注意しましょう。
就活証明写真を加工・修正するメリット・デメリット
就活証明写真は「加工・修正してもいい」ということは解説しました。
これから就活証明写真の加工・修正を行う前に知っておくべきメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
就活写真を加工・修正するメリット
就活写真を加工・修正するメリットは、良い印象を与えやすい就活写真に仕上がることです。就活の証明写真は、採用担当者へ自分の第一印象を与える重要なものです。書類選考時に2人の同じ学歴・資格、スキルを持つ人が当落線上にいたら、最終的には証明写真の第一印象で判断されることもあるでしょう。このくらい第一印象は重要です。この第一印象を良くするために撮影した証明写真を加工・修正することで、肌荒れやアホ毛を隠したりすることができ、証明写真を見る採用担当者へ清潔感や真面目さをといった良い印象を与えやすくなります。そのため証明写真を加工・修正メリットは、採用担当者へ与える第一印象が好印象になりやすい証明写真になることです。
就活写真を加工・修正するデメリット
就活写真を加工・修正するデメリットは、「過度な加工・修正は実物と差ができてしまう」ことです。採用担当者へ与える印象を良くしようと自分をイケメンや美女にするために、目を大きくしたり、一重から二重にしたりすると別人になり就活証明写真としてはNGとなります。過度な加工・修正で実物との差ができてしまうと、証明写真を見る採用担当者へは“違和感” “不自然”といったマイナスな印象を与えてしまいます。
さらに就活証明写真には、本人確認の役割もあるため、差があり過ぎると本人確認がスムーズにいかないこともあります。そのため加工・修正するときはプロの方にやってもらい“自然な”加工・修正にすることが重要です。
したがって就活写真を加工・修正するデメリットは過度な加工・修正は採用担当者へマイナスな印象を与えやすいことです。
就活の証明写真の加工・修正の許容範囲はどこまで?
ここまで加工・修正のメリット・デメリットを解説してきた中で、過度な加工修正はNGだとお伝えしました。ここで加工・修正をしよう思ったときに「じゃあどこまで加工・修正をやってもいいのか」と疑問に思いますよね。
許容範囲はズバリ! “実物と判別できるレベル” が許容範囲です!
それでは、具体的に就活証明写真の加工・修正の許容範囲をご紹介します!
許容範囲その1:ニキビ・シミ・目の下のクマを消して美肌にする
ニキビ・シミ・目の下のクマを消すのは、就活証明写真における加工・修正の許容範囲です。
ニキビ・目の下のクマは面接の時には自然に治っているものですし、シミも化粧品を使うことで目立たなくできるので、消しても問題ありません。加工・修正で証明写真のニキビ・シミ・目の下のクマを消すことで、美肌になり証明写真を見る採用担当者へ“清潔感”“健康的”“明るさ”といった印象が伝わります。ここで撮影時に「加工・修正でニキビ・シミ・目の下を消して、面接当日にニキビや目の下のクマがあったら面接官に不自然と思われるのでは?」と考えてしまう人もいると思います。
ニキビやシミ、クマは誰にでもできるものですし、化粧品で目立たなくすることができます。そのため面接官も証明写真にないニキビやクマがあるからといってマイナスな印象を持つことはありません。したがってニキビ・シミ・目の下のクマは治したり、化粧で消したりできるので加工・修正の許容範囲となります。
許容範囲その2:正面から見える襟足・アホ毛後れ毛を消す
就活証明写真で正面から見える襟足・アホ毛後れ毛を消すことは許容範囲です。
就活の証明写真のヘアスタイルは重要です。ヘアスタイルによって採用担当者へ与える印象は、大きく変わります。左右にはみ出ている襟足・後れ毛や四方八方にはねているアホ毛は、加工・修正で消したほうが良いです。例えば、加工・修正なしの身だしなみが整っていない証明写真を見る採用担当者はきっと “だらしない” というマイナスな印象を持つでしょう。逆に加工・修正して襟足は左右にはみ出さないよう消し、アホ毛後れ毛も消した証明写真の方が “清潔感” “真面目” というプラスな印象を持ちます。したがって採用担当者へ清潔感や真面目さをアピールするために、襟足を隠し、アホ毛後れ毛を消すことは許容範囲です。
許容範囲その3:顔のパーツ・肩・襟等の高さや大きさを左右対象に近づける
顔のパーツ・肩・襟等の高さや大きさを加工・修正するのは許容範囲です。
この時のポイントが “左右を対象に近づける” ことです。人の体は顔から足まで左右対称ではないので完全に左右対称にするのではなく、加工・修正で左右対称に近づけることで証明写真の見た目がナチュラルに良くなります。
肩・襟の高さを左右対称に近づけるのはあまり問題ありません。ですが、顔のパーツは左右対称にするときに過度に加工・修正して目の高さ・大きさ、眉の高さ・長さなどを完全に左右対象にしてしまうと違和感を感じる不自然な証明写真になってしまいます。そのため、顔のパーツを加工・修正するときは違和感があまりない、できるだけ自然な印象を持たれるように過度な加工・修正は控えましょう。
就活の証明写真の加工・修正のNGな例とは?
基本的に加工・修正のNGは実物との差がありすぎるものです。就活証明写真には、本人確認の役割もあるため、実物との差があり過ぎる証明写真はNGとなります。それでは就活写真としては使うことができない、就活証明写真の具体的なNG例をご紹介します。
NGな例1:顔の輪郭を小さくする
特に女性の方は顔の輪郭を小さくして、「小顔に見せたい!」と思われる方もいるでしょう。
しかし、就活証明写真では顔の輪郭を小さくすることはNGです。顔の輪郭を変えることは整形です。就活証明写真の加工・修正は整形ではなく、今の自分の顔をベースに細かい部分を加工・修正するものです。顔の輪郭を変えると実物との差もでき、採用担当者へ不自然な感じを与えてしまいます。したがって、顔の輪郭を加工・修正して小さくすることはやめた方が良いです。左右の頬の高さや、エラの位置等を修正する程度にとどめましょう。
NGな例2:目を大きくする
就活証明写真で目を大きくすることはNGです。
就活証明写真で過度に目を大きく加工・修正してしまうと面接時に、証明写真と実物との差があり過ぎて別人に見えてしまうのでNGです。
目は顔のパーツの中でも良く見られるポイントで、この目を過度に修正した就活証明写真
は実物との差が大きくなり本人確認が難しくなります。このような加工修正は就活の証明写真としてはふさわしくないです。書類選考の時には問題ないと思いますが、面接時には証明写真を元に本人確認が行われるので、そのときに採用担当者(面接官)に不自然に思われてしまいます。そのため、就活の証明写真は出来るだけ目を加工・修正しない方が良いです。
NGな例3:口角を上げすぎる
口角をあげ過ぎてしまうと、ニヤニヤ笑っているように見え就活証明写真にふさわしくない表情になってしまうためNGです。就活証明写真では、口角を少し上げた微笑む程度の笑顔。自然な笑顔が良いとされています。撮影時にあまり上手に口角をあげられなかった方で、口角を加工であげようとした際、あげすぎてしまうと不自然な口元に仕上がります。また、上述したように、ニヤニヤとしたいびつな表情に仕上がってしまう恐れもあります。したがって、採用担当者へ好印象を与える自然な笑顔を作るためにも、撮影段階で程よく口角を上げて、加工・修正で口角をいじらないようにした方が良いです。
加工・修正の前にメイク・ヘアセットで身だしなみを整える!
加工・修正を行う前のメイク・ヘアセットで、身だしなみを整えることは重要です。加工・修正はベースとなる就活証明写真の細かい部分を直してより良くするためのものです。メイク・ヘアセットなしで身だしなみが整えられていない就活証明写真がベースの場合は、加工・修正してもあまり意味がないです。メイク・ヘアセットなしの就活証明写真でも加工・修正はできないこともないですが、加工・修正するポイントが多くなり、不自然な証明写真に仕上がってしまうでしょう。そのため加工・修正に頼ることなく事前にメイクヘアセット段階で、綺麗に気になる箇所はカバーしておくことをおすすめします。したがって加工・修正をする前に、ベースとなる証明写真を撮影する時には、メイク・ヘアセットで身だしなみを整えることが重要です。
就活の証明写真の加工・修正のポイント・注意点まとめ
いかがだったでしょうか。
就活証明写真の加工・修正について解説しました。
加工・修正をすることで、好印象を与えやすい証明写真に仕上がります。
加工・修正のポイントは、
- ・就活証明写真は加工・修正してもいい
- ・加工・修正で“ニキビ・シミ・目の下のクマ”を消してもいい
- ・加工・修正で“襟足・アホ毛”を隠してもいい
これらのポイントを抑えて“自然な好印象を与えやすい”証明写真にしましょう。
加工・修正の注意点は、
- ・過度な加工・修正はしないこと
- ・顔の輪郭・目を大きくする・口角を上げ過ぎるのはNG
これらに注意して、実物と証明写真の差が大き過ぎる証明写真にならないようにしましょう。
解説した加工・修正は機械でできるものもありますが、おすすめはスタジオでプロの方にやってもらうことがおすすめです。素人や機械ではうまくできなこともありますが、プロの方であれば就活の証明写真に最適な仕上がりにしてくれます。加工・修正でより良くして、採用担当者へ好印象を与えやすい証明写真にしましょう。
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